グラフィックデザイン
【リーフレット】観音開きの横長形状を活かした制作
このたび納品させていただいたのは、並木学院高等学校様のリーフレットです。
同校にはすでにパンフレットがありましたが、「選べる複数のコースについて、パンフレットだけでは十分に伝えきれない」という課題から、今回新たにリーフレット制作のご依頼をいただきました。
並木学院高等学校の大きな特長は、個性豊かな6つのコースから、自分に合ったコースを選べることです。
ただし、コースが多い分、それぞれの違いや特長を丁寧に伝える必要があり、情報設計にも工夫が求められました。
そこで今回は、観音開きの全8ページ構成とし、横に開いて展開するレイアウトで、コースの違いを横の流れの中で把握できるようにデザインしました。
文章でしっかり説明すべき箇所と、図や写真を効果的に使って視覚的に伝える箇所を明確に分けることで、読みやすくメリハリのある構成を実現しています。
また、8ページというボリュームを活かし、入学までの流れや入学後の単位認定のしくみについても詳しく説明を加えました。
これにより、コースの詳細だけでなく、入学を検討している方が知りたい情報を一通り網羅できている内容になっていると考えています。
さらに、制作にあたっては専用の撮影日を1日設けていただき、学校生活の様子が伝わる写真を豊富に使用しています。
写真を多く取り入れることで、入学後の生活を具体的にイメージしやすいリーフレットに仕上がりました。
仕様: 観音開き 8P マットコート110K
[MEMO]
Q. 観音開き仕様とは?
A. 開くと横に4ページ並ぶ仕様です。
両側から内側に折り込んでから、さらに半分に折って完成形となります。
観音開きの場合、表と裏で全8ページになります。
また、片観音では下図の中面1ページ目(開く向きによっては中面4ページ目)のない全6ページの仕様になります。
いずれも横に長い形状を活かしたコンテンツ制作に向いていると言えます。